もったいない拗ねてる時間

  • URLをコピーしました!
なんか思い通りにならなくて
気持ちがうまく伝わらなくて
「もういいよ!」
「どうせ私なんて」
「どうせ分かってくれない」
「どうせこっちを見てくれない」
それでプイッと背中をむける。
本当はそんなこと思ってないくせに。
本当は全然よくないし
本当はわかって欲しいし
本当はこっちを見て欲しい。
わたしの本当の気持ちを分かってよ!
そんな事ないって言ってよ!
そう思ってプイッとする。
宥めてもらうのを待っている。
ヨシヨシしてもらうのを待っている。
なんなら追いかけて来て、謝って欲しい。
これ、若かりし頃のわたし。
あぁ〜面倒くさい女だな。
拗ねた態度って本当の気持ちを表現しているようでいて、そうじゃない。
だってもっとピュアな肝心な根っこの本音を伝えてないもの。
本音とは拗ねている時のダークな気持ちに隠れている感情のこと。
寂しいとか
悲しいとか
助けて欲しいとか
優しくして欲しいとか
頑張りを認めて欲しいとか
労って欲しいとか
味方でいて欲しいとか
そういう本音。
ここをストレートに伝えないのは、否定されたら立ち直れないくらい傷ついてしまうことが分かってるから。
バカにされたらプライド傷つくしね。
心の底で分かっているから、真っ裸な心なんて怖くてさらけ出せない。
拗ねるって形に出してしまう。
 
でもこれをやったところで
本当のところが相手に伝わらないから、余計に拗れる(こじれる)。
 
あら?!
今PCでタイピングしていて驚きました。
拗ねる(すねる)と拗れる(こじれる)って同じ漢字!
漢字が表す通りよ、ほんと。
拗ねることを癖にしていると
自分でも本当の気持ちが分からなくなっていく。
だって表面上は怒りという形になっているから。
怒りをそのままぶつける方が簡単かもしれない。
攻撃することで傷ついている自分を守れているような気がするものね。
こっちは怒るほど真剣なんだってアピールしているって?
でも、相手にとってはあなたの怒りは怖いだけで嵐が過ぎるのを待ってるだけかもよ。
触らぬ神に祟りなし!ってね。
で、相手にスルーされてるのがなんとなく分かるから、余計に腹が立つってね!
こっちが戦闘モードを引っ込めない限り、応戦され続ける。
あぁ〜拗れに拗れ〜。
修復しようにも時間がかかって消耗・・・。
素直でいれば遠回りせずに済んだのに。
消耗する時間がもったいなかった。
こんな負のループを何度も味わって来ました。
長い目で見れば、拗ねる時間は損だと思う。
物事が複雑化して修復するの大変だもの。
特に夫婦関係。
 
こじれる前に
プライド捨てて
弱くてダサい自分を勇気を持って出していこう。
これ、今でも自分に言い聞かせている心構え。
 
あの時のわたしはプイライドが邪魔して、夫に「寂しい」「助けて」が言えなかった。
言ったら負ける気がしてた。
もし頑張りが足りないって言われたら悔しいもの。
頑張っても苦しいから、助けて欲しいんです。
頑張って耐えても寂しいから、そばにいて欲しいんです。
自立心旺盛なわたしにとって、甘えることは難題でした。
泣き言言うのが嫌いだっただけに、ダサい自分をさらけ出すのは、とっても勇気が必要でした。
言い訳せず素直にシンプルに伝えればいいだけのことが、当時はとても難しくてね。
自分の心を守るために握りしめてたプライド。
思い切って捨ててしまったら、なんとも楽ちんな世界が待っていました。
関係を修復するのに消耗するくらいなら、ダサい自分をさっさと晒したほうが幸せな関係が作れるなぁと思う今日この頃です。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次