子育て中に学んでおいて良かったこと

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子育て中に学んでおいて良かったなぁ〜と思うのは、深層心理学、コミュニケーション方法のこと。
お互いが幸せになる、信頼が築ける、そんなコミュニケーションの方法がわからなかったのです。
手当たり次第、気になる本を読んだり講座受講していました。
子育てだけでなく、さまざまな人間関係で応用できるので、生きやすくなりました。
特に学んで良かったものはこの2つです。
目次

言葉の選び方:コーチング

「答えは相手の中にある」
というコンセプトの元、人のやる気を引き出し行動に繋げるコミュニケーション技術です。
褒め方のバリエーションが、ぐーんと広がりました。
「認められた」と人が感じる言葉は、なにも褒め言葉でなくてもいい。
目に映ったままを模写するように表現することだったり、変化に気づいて言葉にすればいいこともある。
どこを見て言葉として切り取っていけばいいのか、とても参考になりました。
心にもないお世辞を言いたくなかった私にとって、これはとても気が楽になる視点でした。
自分の心に嘘がない言葉を紡ぐことは、白々しさとは無縁です。
また娘たちが悪さをした時、感情任せに怒らない方法がわかったのは、とても参考になりました。

脳と心(意識)の仕組みを知る:NLP

NLPとはNeuro-Linguistic-Programmingの略で、「神経言語プログラミング」と訳されるアメリカ発の科学的根拠に基づく心理学です。
脳と心(意識)の仕組みを利用して、願望実現のために行動できるようになったり、考え方を変えられることが期待できる、というツールです。
コーチングと似ている部分もあるかな。
脳と心の仕組みを知ることで、自分でもよく分からなかったモヤモヤの謎が解消!
自分取り扱い説明書を手に入いったようなもの。
得意な理由や苦手な理由がわかったことで、必要以上にできない自分を責めることもなくなりました。
大嫌いだった自分を受け入れることができたし、生かし方もわかるようになりました。
自分を変えることができたと言ってもいいでしょう。
また対人関係にも応用できるので、コミュニケーションがスムーズになりました。

とにかく人間関係が苦手だった

コミュケーション技術にこだわって勉強したのは、とにかく私は人間関係が苦手だったからです。
自分に自信がなさすぎて、本音を出すことができませんでした。
そんな自分が大嫌いでした。
これは育った環境が大きいと思います。
威圧的な父の顔色をいつも伺っていました。
父の機嫌が悪ければちょっとしたことで殴られる。
怒られている時、思ったままの理由を話そうものなら鉄拳が飛んでくる。
高校生くらいまでそれが続きました。
そんな環境で育ったものだから、いつまで経っても相手の顔色をうかがう癖が抜けませんでした。
相手の機嫌を損ねるのが怖かったし、そういう状況になった時、萎縮してしまって思考停止してしまうのです。
発言をしたら相手の怒りに火に油を注いでしまう、父のせいでそんな変な思い込みが出来上がってました。
子供の頃は黙っていることが身を守る術でした。
でも一歩家庭の外に出れば、そのスタンスは逆に状況を悪くするだけ。
友達を怒らせてしまった時、ちゃんと謝って仲直りすることができませんでした。
何を話したら良いのか、何が正解なのかいつも探していました。

気の利いた一言が言えるように

脳と心の仕組みを知ることや、言葉の選び方を知ることで、子育てだけではなく全ての人間関係に応用することができるようになりました。
人のタイプ別にどの切り口でものを言えばいいのか、大体わかるようになったからです。
そしてそれはほとんどハズレがない。
相手が気分よく受け取れるような言葉を選べるようになって、人間関係が悪くなるようなこともなくなりました。
私は看護師なので、患者さんに心を開いてもらえるようなコミュニケーションをしていくことも大事だったりするので、学んでおいて良かったと心から思います。
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